まちづくり・社会教育活動の実践あれこれ

日々への感謝とアウトプット

インプット(読書・ニュース)

日本教育No.522

今月号が届きました。いつもありがとうございます。 特集「多様性・包摂性」 (金融教育推進協会 代表理事・横川氏)今年度から高校家庭科で必修となった金融教育。 金融教育が定着しない理由:教える先生方がお金の教育をきちんと受けていない、自身が投資…

読了「平等バカ」池田清彦

どんな本 偽りの公平から目を背けるな!上っ面の平等だけを追い求める平等バカの先にあるのは、不公平であり時にそれは深刻な格差につながる。原則平等に縛られる日本社会の異常を問う。 感想 読み始めはよくある週刊誌のコラム欄的な雑感書と勘違いしたが、…

読了「死んでもいいけど死んじゃだめ、と僕が言い続ける理由」大空幸星

どんな本 NPO法人あなたのいばしょ理事長・大空幸星氏による愛のメッセージ。あなたのいばしょは、必ずある。 感想 新書コーナーにてふと出会った本書。すべての子どもたちの学び・居場所の確保をうたう学校教育、それに反して多数の不登校児童や自殺者を抱…

読了「ペアレントクラシー」志水宏吉

どんな本 親ガチャ社会の現状とは。新自由主義が浸透する現場で苦しみ、抗いながらも格差是正と公正を望み、探り、求める人々の声を通し、わが国の教育のあり方を問う意欲作。 感想 本書を個人的に2022年度ベストな一冊に選びたい。3人の子育てをする自分に…

日本教育 No.521

今月号が届きました。いつもありがとうございます。 特集:基礎から分かるSDGs (SDGs推進研究室・手島氏)ロゴを示しての勉強、基礎ではない。SDGsは危機の克服。世界の危機的な問題を整理し、何に取り組めばいいのかを分かりやすく示した目標。 ユネスコが…

We Believe No.711

今月号が届きました。いつもありがとうございます。

日本教育 No.520

今月号が届きました。いつもありがとうございます。 (共創教育機構・鎌倉代表) SDGsに本気で取り組む若者を育てる。本気で取り組む姿勢。リベラルアーツ(学際的)が必要。医学に加え音楽や文芸などの芸術も加えて。 日本では一般教養の意味、欧米ではクリ…

読了「コロナ後を生きる逆転戦略」河合雅司

どんな本 少子高齢化による人口減少に加えてコロナ禍に襲われた日本に、逆転のシナリオはあるのか。企業も個人もコロナ後を生き抜くには、今までの常識を一切捨てて「戦略的に縮む」しかない。大ヒット「未来の年表」シリーズの著者が具体策を提示する。 感…

読了「ジェンダー入門」加藤秀一

どんな本 ジェンダーについての入門書。ジェンダー論の豊かな知的フィールドに踏み出すための最初の手がかりを提供したい、そんな思いが込められた一冊。 感想 本テーマに関しては初読であったが、これぞ社会学の大本命では。「私たちが慣れ親しんだ性の意味…

We Believe No.710

今月号が届きました。いつもありがとうございます。 会頭対談:アルへネス・アングロ(JCI会頭)×中島土会頭 リーダーの本質は「権利」より「義務」。権利に溺れてしまうのではなく、役割・義務を果たすべき。 新タイプのリーダー、単に人を育成するだけでな…

読了「みんな違ってみんないいのか?」山口裕之

どんな本 科学哲学者の著者による、考え方の異なる者同士がともに生きていくために、「正しさ」とは何か、それはどのように作られていくものか、を徹底的に考える一冊。 感想 ここ近年の何でもかんでも多様性という風潮に違和感があったため手に取った本書。…

日本教育 No.519

今月号が届きました。いつもありがとうございます。 (田園調布学園大学学長・生田久美子氏)面白くなければ学びではない。学校教育の中だけで終始しないこと。子どもが面白いと感じられるような空気感も大切に。一人一人の教員が子どもの些細な反応を見逃さ…

読了「私たちはどう学んでいるのか」鈴木宏昭

どんな本 教育現場ではこれまでのイメージから、間違った教育観が広まっている。その弊害をなくすために、認知科学の視点から「学び」の実態を科学的に明らかにする。日本認知科学会・元会長の著者による、教育に対する最新提言。 感想 内容が私には若干難解…

We Believe No.709

今月号が届きました。いつもありがとうございます。 (JCIウクライナ会頭・マクシムマスレニコフ氏)90%のメンバーが国外へ避難。世界中のJCIからの支援に感謝。「戦争を終わらせるのは政治の役割。でも街や市民の生活再建には私たち民間の力が欠かせない。…

読了「それでも世界はよくなっている」ラシュミ・サーデシュパンデ

どんな本 世の中に溢れる悪い情報、怖い出来事、フェイクニュース。ただ実は世界は確実に良くなっている。世界や人間の素晴らしさに目を向け、未来に希望を持たせてくれる一冊。 感想 所々に登場する格言で印象的だったものをメモに残した。一つ一つが浅く論…

ブックスタート

わが子の0才7ヶ月健診にて、楽しみにしていた絵本の受け取り。行政、NPOブックスタートによる素晴らしい取り組みです。そして延岡図書館さん、いつもありがとうございます。 ◎ブックスタート≠絵本の普及。イギリス発祥で「家庭に絵本を届ける」をコンセプ…

読了「勉強の価値」森博嗣

どんな本 「子供が勉強しないのは、大人が勉強していないから。」作家・工学博士の著者による、勉強の新しい(じつは本来の)楽しさが、じわじわ感じられるようになる(かも知れない)一冊。 感想 PTAや社会活動をしていると「学び続けることの大切さ」に気…

読了「ツナグ」辻村深月

あらすじ 一生に一度だけ、死者との再会を叶えてくれるという「使者(ツナグ)」。ツナグの仲介のもと再会した生者と死者。それぞれの想いをかかえた一夜の邂逅は、何をもたらすのか。心の隅々に染み入る感動の連続長編小説。 感想 辻村作品は「かがみの弧城…

読了「大人の条件」林伸次

どんな本 残念な大人になりたくないあなたに送る、日本一発信力のあるバーのマスターによる、面白くてためになる、大人考察エッセイ。昔の話をするおじさんはなぜ嫌われるのか。 感想 ニュースサイトで記事を目にし期待して読むも、その期待以上の内容に読後…

日本教育 No.518

今月号が届きました。いつもありがとうございます。 特集:幼保小の架け橋 (地政学者おくやままさし氏)ウクライナ危機、冷酷な事実をどう受け止め、平和教育に生かすべきか。隣家との土地争い的なもの。一戸建ての敷地内に、隣の家の木の枝が垣根からはみ…

読了「なぜ中学受験するのか?」おおたとしまさ

どんな本 名門校や秀才たちの輝きのみならず、塾歴社会や教育虐待などの教育の闇にも目を向けてきた現場主義の教育ジャーナリストが、ついに中学受験のメリット・デメリットを総括した渾身の1冊!中学受験は毒にも良薬にもなる。 感想 初っ端の第一章が日本…

We Believe No.708

今月号が届きました。ありがとうございます。 会頭対談:日台の青年会議所が描く未来 バリーハン(台湾JC会頭)×中島土(日本JC会頭) (中島氏)雨天の友は真の友。力による現状変更は決して許されない。 (バリー氏)自由と民主主義は、両国の重要な共通点…

読了「先生、どうか皆の前でほめないで下さい」金間大介

どんな本 東京大学・未来ビジョン研究センター客員教授である著者が、現在の若者が抱える複雑で微妙な心理を解読、その性向を「いい子症候群」というフレーズに乗せて、分かりやすく、コミカルに描写していく。いい子症候群の若者たちとは一体何なのかを浮き…

夏の推薦図書

学習塾・昴より推薦図書のお知らせがありました。魅力的な新書が厳選され紹介されていました。私も一冊はこの中から読んでみたいと思います。ご紹介ありがとうございました。

日本教育No.517

今月が届きました。いつもありがとうございます。 特集「危機管理新時代」 中央教育審議会で第3次学校安全の推進に関する計画策定の提言、地域の多様な主体と連携・子どもの視点を加えた安全対策の推進など6点が提示。これらを踏まえた新しい課題への対応求…

読了「詩集 二度とない人生だから」坂村真民

どんな本 鳩寿(90歳)を迎えた希代の詩人・坂村真民の代表作を編んだ決定版の第二弾。3万部を突破した前作『念ずれば花ひらく』につづき、半世紀にわたる詩作生活で生み出された作品がたっぷりと収まった一冊。より深く、よりあたたかく、心にしみる真民…

読了「発達凹凸を生きる力に変える コンプリメント子育て」森田直樹

どんな本 コンプリメントトレーニングの研究者である著者の2022年最新作。発達障害(発達凹凸)のある子の子育て本。発達障害は脳機能障害との先入観から服薬が主流であるが、薬が親に代わって子育てなどしてくれない。発達凹凸を生きる力に変える子育て法と…

読了「もう一度歩き出すために」伊集院静

どんな本 あの大震災が、今は私たちの暮らしから遠くに思えるように、コロナもやがて遠い存在に思える日がやってくるはず。さあ、立ち上がって。もう一度歩き出すために、私たちはこの日々を懸命に生きていこうではありませんか。(前書きより) 感想 普段あ…

WE BELIEVE No.707

今月号が届きました。いつもありがとうございます。 会頭対談:「官民連携”子育て”未来像」平井伸治氏(鳥取県知事)×中島土(会頭) 2021年より全国知事会とJCで「ベビーファースト共同宣言」として運動開始。 子供は未来社会の基盤、子どもは勿論、生…

読了「短歌部、ただいま部員募集中!」小島なお・千葉聡

どんな本 小島なおさんによる短歌との出会い、千葉聡さんによる読者とリンクする短歌の紹介、「歌を詠もう」を合言葉に吟行に出、歌会を開く。短歌の面白さ、豊かさ、その作り方まで著された一冊。 感想 短歌や俳句は国語の教科書で習うもの、という固定観念…