どんな本
孤独を恐れぬムラカミの登場人物の魅力に触れると、クリント・イーストウッドさえサラリーマンのようにみえてくる。(Wendy Lesser,EXPRESS)
感想
村上春樹版「不思議の国のアリス」あるいは「ネバーエンディングストーリー」。都会的な虚無感(デタッチメント)の肯定と、翻訳調の軽快な文体(ポップリアリズム)は芸術的到達点に。そして圧倒的な孤独感と喪失感は唯一無二。大好き過ぎる。
表紙

要約・メモ
〈私〉の意識の核に思考回路を組み込んだ老博士と再会した〈私〉は、回路の秘密を聞いて愕然とする。私の知らない内に世界は始まり、知らない内に終わろうとしているのだ。残された時間はわずか。〈私〉の行く先は永遠の生か、それとも死か? そして又、〔世界の終り〕の街から〈僕〉は脱出できるのか? 同時進行する二つの物語を結ぶ、意外な結末。村上春樹のメッセージが、君に届くか!?





