まちづくり・社会教育活動の実践あれこれ

日々への感謝とアウトプット

第2回 読書活動推進委員会

読書活動推進委員会へ宮崎県PTA連合会として出席してきました。第1回目はリモート会議だったため実際に集まっての会議は初めてでした。委員会は、県の生涯学習課が事務局となり、宮崎大学の竹内教授をはじめ、特別支援・福祉・幼保の関係者、学校教職員、図書館職員および利用者などで構成されています。今日は大きく、①生涯読書活動推進計画の説明、②図書館見学、③バリアフリーおよび読書活動計画についてのグループワーク、という3つ内容が進められました。特にグループワークは読書活動というテーマでこれだけ議論を深める交わすことができるのかと非常に勉強させていただきました。自分の人生を振り返った時、すごく読書をしていた時期と、全く読まなかった時期があり、読み始めた時には必ず本に触れる何かのきっかけが存在していました。ですので、県民の皆様(特に大人の方)へ本に出会う、触れるきっかけ作りや仕掛けを行っていくことが大事なのではないか、ということを意見させてもらいました。大変学びの多い会議で、貴重な機会を頂きましたことに心より感謝申し上げます。

 

(メモ)

図書館利用者:4番カウンターでDAISY図書を勧められたのがきっかけで、月に4、5冊借りている。本屋大賞などを中心に、郵便で自宅に郵送。伝票を裏返して郵便で返せる。次に読みたい本を送ってくれる。CDで聞く機械、速度調整できる。

図書館見学:①拡大図書3365冊あり3000冊が文学。4〜10月でのべ9000冊貸出。②カウンター4、拡大読書機のデモ③障害者サービスコーナーが準備中。

グループワーク:小中学生の利用率高い水準だが高校はどうか。図書館利用者の固定化の危惧。選書の基準。本に親しむ取り組み。図書館サポーター。読む子読まない子の格差。小中高とつながる形。みんなの作文→もう一度読みたくなる本との出会い重要。本は教える道具ではない、人に出会いに行くもの、学びの道具。本は理論を経た意見。教師の質。PTA保護者への推進。好きな本、作家の本を7分間読むと音楽を聴く以上のストレス解消効果が得られる。1バッグ1ブック運動。

バリアフリー:障がい特性に応じた柔軟な対応必要。静かにできない人のためのスペース。高齢者を含め地域格差を埋めるため、各市町村の設備の調査始まっている。家庭、学校、地域における推進をどう進めるか、人をどう育てるか。

 

数年ぶりに来ました!宮崎県立図書館です。

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2階の研修室で開催されました。

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本日の議題進行。2時間みっちり頑張ります。
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読書バリアフリー法について。
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拡大写本のコーナーです。
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拡大写本はこのように大きく見やすい文字になっています。
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DAISY図書(音声図書)の再生機です。音量や速度を変えられます。
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次回は、2022年の2月予定とのことです。参加された委員の皆様、大変お疲れ様でした。