まちづくり・社会教育活動の実践あれこれ

日々への感謝とアウトプット

日本教育 No.514

今月号が届きました。ありがとうございます。

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2022年1月号

特集・日本の将来を語る

  • (東大次世代知能科学研究センター・松原氏)AI人工知能は3回目のブーム。生活の中に浸透。将来生活になくてはならない存在に。そうなったときを見据えたあるべき教育とは。
  • 立教大学・鳥飼氏)日本の英語教育、30年間でコミュニケーションに使える英語を目指し、小学校での教科にするまでに至った。外国語は母国とは異質な文化を包摂。異質な他者とどう折り合いをつけ共存するか、外国語を学習することは異文化理解への窓となる。
  • 会津若松市教育委員会教育長・寺木氏)「あいづっこ宣言」①人をいたわります②ありがとう、ごめんなさいを言います③がまんをします④卑怯なふるまいをしません⑤会津を誇り年上を敬います⑥夢に向かってがんばります。やってはならぬ やらねばならぬ ならぬことは ならぬものです。
  • (国立青少年教育推進機構・古川氏)当機構の調査研究から、豊かな自然や人社会と触れ合う体験活動が、青少年に自立心や協調性、道徳心、他人を思いやる心、社会で生き抜く力、チャレンジ精神を育むことが明らかになっている。そのために様々なところでオープンなイノベーションを。
  • 東京医療学院大学・関根氏)主権者教育を学校で行うことの目的や意義は何か。国家の存在理由は、主権者として何をすべきか、政治とどうかかわるべきか。
  • (子ども法学者・安藤博氏)簡便な社会は子どもたちの育ちを受け身にしている。ネット社会では、直接人と社会にかかわらなくともすむようになっている。社会問題、公共への関心も希薄。便利になればなるほど、思考と判断と行動が未熟になるパラドックスです。どうすれば良いか?一つの方法は、現実の社会問題にかかわり、時間をかけて取り組むことから前述の力を身に付けること。⇒かかわる方法として主権者教育を学ぶ
  • (一社日本けあらー連盟・堀越氏)ヤングケアラーについての法令上の定義なし。ヤングケアラーが必要としている支援。ケアにより、遅刻、欠席、低学力、宿題しない、忘れ物するなどの影響が出ていると教員は感じている。ストレスや孤独。学校をヤングケアラー発見の場と位置付けて。
  • (一社STEAM JAPAN・井上氏)社会や地域の課題解決には、アイデアをカタチにしクリエイティブな「実践」をしてくことが必要。その力を付けるためにSTEAMを推進。子どもの「解」のない課題に果敢に挑戦し「自分が変えていく」というパワーや想いをもつ若者を応援。