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表紙
特集
子どもの心を守る
夏休み明けは子どもの問題行動が現れたり、いじめや不登校、自殺などが増えるなど、子どもからのSOSサインが出ていることがある。特に子どもの心を周りの大人がどう真剣に受け止めるかがポイントになってくる。今回の特集では、カウンセリングの現場や学校教育の現場、さらに法と人権の観点から、子どもの心をどう守れるかを提案していただいた。
(子育てカウンセリング・リソースポート代表・半田一郎氏)
(株式会社フェアリー代表取締役・越智氏)
教師の魅力は子どもたちの成長の手助けができるところ。試行錯誤の中で自分自身を高められる点も魅力の一つ。
何度注意してもテストでカンニングする生徒。先輩から「どうでもいいんじゃない?」のアドバイス。「その子はきっとカンニングしてまで良い点を取りたいと思っている。前向きな気持ちがあるうちは大丈夫」その後良い意味でどうでもいいということを意識するように。
影響を受けた二人の先生の共通点は、素晴らしい学級通信を作っていたこと。見た目では分からない子ども一人一人の見取りが上手に。
前年度まで学級崩壊していたクラスの担任に。夏休み前におこった仲たがい。チャンスと捉え人間関係について話。2学期以降クラスが変わった。
日本人の英語スピーキング能力の低さ、国際化も遅れや労働力不足による外国人受け入れにも支障。
昨年、東京都が中学生向けスピーキングテストを実施。最大の問題は採点がそれを評価する人の主観に左右されること。客観的な評価の在り方が課題。
必要なスキル:①知識(文章が作れる)②言語構造(英語では主語を省略しない)③表現力(コミュニケーション)がある。①と②は機械的に音声認識AIで評価可能。③を公平に評価するのは不可能。学校現場では、先生が文法や読解などの指導してきたがスピーキングに関しては指導というより「コーチ役」として間違え箇所を指摘したりアドバイス、できるようになったら褒めてあげるなどの役割が期待。