まちづくり・社会教育活動の実践あれこれ

日々への感謝とアウトプット

第63回 宮崎県PTA研究大会 日南市大会

はじめに

宮崎県のPTA研究大会にオンラインで参加してまいりました。PTA研究大会は私たちが日頃、学校単位で行なっているPTA活動に様々な角度から広がりと深まりを与えてくれる機会だと考えています。今回の学びをアウトプットさせていただきます。

 

アトラクション

桜エイサー太鼓

オープニングは桜エイサー太鼓さんによるエイサー演舞が披露されました。日南市は沖縄県那覇市姉妹都市で、経済や文化の交流が古くからあるとのことです。伝統芸能・エイサーを通した交流もあり、この機会につながりました。

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開会行事

研究大会がいよいよ開会です。

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PTA表彰

個人の部、団体の部の表彰がそれぞれ行われました。宮崎県内の風景画像に合わせて、ナレーションとテロップによる表彰となりました。受賞された皆様、大変おめでとうございました。

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主催者あいさつ

岡本大会会長より「コロナ禍の中でも、オリンピック・パラリンピック選手のように物事を前向きに捉えていく思考が大事」「家庭・学校・地域が一体となって子どもたちを支えていきたい」という力強いお言葉がありました。

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PTAの歌

曲に合わせたエイサーの演舞とともに歌が流れました。

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研究発表

日南市立大堂津小学校PTA

大堂津小学校は、今年創立142年目で全校児童56名、教職員14名とのことです。子どもの幸せと健全な成長を目指し、PTAが学校の安心安全を支え、それにより先生方も職務に専念できており、地域と連携した防災訓練などを実施。今回の研究発表を機に、やりがい感や有用感を意識できた、そして今後も学校と家庭が互いに貢献し子どもの幸せを育めるようなPTA活動を行なっていきたいと発表されました。


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国富町立八代中学校PTA

八代中学校は現在、全校児童61名、教職員15名。今回の研究発表では「生徒の健やかな成長と幸福のためのPTA活動」と題した発表を行われました。これからのPTA活動について、WITHコロナに応じた評価の在り方・学校と各委員会との連携を充実を図りながら、中学校の3年間は思春期を経て社会へ自立するために必要な期間として捉え、保護者と先生方がともに支え合いながら活動していきたいとのことでした。


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次期開催地あいさつ

日向市PTA協議会

来年の第64回宮崎県PTA研究大会は、延岡市のおとなり日向市で開催されます。日向市の名所を紹介した映像とともに楽しいあいさつをされました。

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トークセッション

テーマ「親と子の未来をひらくコミュニケーション〜親の想い・子どもの想い〜」

フリーパーソナリティの濱田詩朗さん、女優で娘さんの濱田ここねさんをスペシャルゲストに親子をテーマにしたトークセッションが行われました。お二人親子の本当に温かい関係性から、教育の原点とも言える「家族」の大切さを改めて学ばせて頂きました。

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(メモ)

・初めて父になった時の想い

・耳恋(ラジオ番組)22年の継続力

・親子関係や反抗期のこと、絆の再確認

・芸歴について、地元宮崎で2歳半でCMナレーション失敗からの再起

・7歳小学1年生でおしんの主演

・中学1年まで東京で母と二人暮らし、離れ離れの生活

・子供の夢をどう支えるか

・東京でつらかったこと、学校に通える時間少なかった、学校に行くのが嫌な時期も。家族のおかげで前を向けた。自分のしたいこと好きなことあった。

・子供の悩み、離れた先から、限界まで辛くなった時に帰って来れる場所を守っておくしかできなかった。行ってこいと見送る気持ち。

・子供の苦しみ、親もそれ以上に苦しい。いかにサポートするか、思春期なので難しい。親の判断の過ちも。少し遠目で見た方が良い。

・子供の笑顔が何よりの親のエネルギー。

・保護者同士のコミュニケーションがほとんどできなかったことが悔い。

 

閉会行事

素晴らしい総合司会をお二人が務められました。

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おわりに

今回の研究大会はコロナ禍におけるオンライン開催でしたので、私も自宅で観覧させていただきましたが、本来は県Pの役員・主催者側として当日運営などのお手伝いすべき立場でした。それらすべてを日南市PTA協議会の皆さまが請負っていただいたこと、また本日ご観覧いただきました皆さまへ、この場を借りて深く御礼申し上げます。ありがとうございました。